大川周明『中国思想概説』

漢民族と其文明 緒言


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漢民族と其文明
緒言
 漢民族及び其文明と申すのは、言ふ迄もなく支那人と其文明のことであります。それを殊更ら漢民族及び其文明と申したのは吾々が普通に支那と申しますると、直ちに現代の支那を頭に想ひ浮べるからであります。吾々が現代支那を頭に浮べまする時、先づ吾々の考への中に出て来るのは、国民政府であるとか、或は上海天津に於ける外国人相手の支那商人であるとか、或は波止場に働く苦力であるとか、さういふ人々、並にさういふ人々の行動であります。支那又は支那人といふものから、吾々が受ける印象は決して好いものではない。それ故に、普通に支那及び支那人と申しますると、吾たは現代の支那及び現代の支那人を想ひ浮べて簡単な結論を下し易い傾向があります,私はそれを避けたい為に、特に『漢民旋と其文明』といふ、謂はば抽象的の題目を選んだのであります。


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