大川周明『米英東亜侵略史』


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 昭和十六年十二月八日は、世界史に於て永遠に記憶せらるべき吉日である。米英両国に対する宣戦の詔勅は此日を以て煥発せられ、日本は勇躍してアングロ・サクソン世界幕府打倒のために起つた。而して最初の一日に於て、既に殆んどアメリカ大平洋艦隊を撃滅し、同時にフィリピンを襲ひ、香港を攻め、マレー半島を討ち、雄渾無比の規模に於て皇軍の威武を発揚した。
 この小冊子は、対米英戦開始の第七日、即ち昭和十六年十二月十四日より同二十五日に至るまで、四方の戦線より勝報刻々に到り、国民みな皇天の垂恵に恐濯感激しつつありし間に行へるラジオ放送の速記に、極めて僅少の補訂を加へたるものである。そは『米英東亜侵略史』と題するも、与へられたる時間は短く、志すところは主として米英而国の決して日本及び東亜と並び存すべからざる理由を闡明するに在りしが故に、史実の叙述は唯だ此の目的に役立つ範囲に限らざるを得なかつた。若し此の小冊子が、聊かにても大東亜戦の深甚なる世界史的意義、並びに日本の荘厳なる世界史的使命を彷彿せしめ、之によつて国民が既に抱ける聖戦完遂の覚悟を一層凛烈にし、献己奉公の熱腸を一層温め得るならば、予の欣幸は筆紙に尽し難いであらう。
  昭和十七年一月
            大川周明


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