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真理子について

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 このサイトの管理人である私・真理子については、
  1. 真理子のプロフィール - ばべるばいぶる/真理子日曜学校
  2. 〃(携帯)
  3. 真理子の生活と意見 - ばべるばいぶる/真理子日曜学校
  4. 〃(携帯)
にいろいろ書いてありますので、おヒマでしたらご一読ください。ここではこのサイト・大川周明ネットに関係することだけ、かいつまんで書きます。


 もともと私は聖書が大好きで、聖書を読むサイト「ばべるばいぶる(携帯OK)」(以下「ばべる」)を作り、関連して聖書やキリスト教に関するコンテンツを「真理子日曜学校(携帯OK)」にまとめています。
 さて、ばべるでは聖書だけでなく、聖書を継承した宗教聖典3つを選び、縦断して見ることができるようにしています。時代の古いほうから新しいほうに書くと、『クルアーン』『イミタチオ』(トマス・ア・ケンピスの著とされる『キリストにならいて』のこと)『モルモン経』です。これらの書には聖書がさかんに引用されたりエピソードが形をかえて掲載されていたりするので、縦断して見るといろいろ新たな発見があって面白いものです。
 『クルアーン』の日本語訳はいろいろありますが、代表的な井筒俊彦訳は2043年末まで著作権が存続するので、おいそれと自由に掲載するわけにもいきません。「どこかに著作権の切れた飜訳がないかしら?」……こうして先生の訳した『古蘭』に行き着いたのが、私と大川先生との出会いでした。
 そして先生が、東京裁判で東条英機の頭をぽんぽんたたいた、あの人物と同一人物であることを知ったときの衝撃。東京裁判の記録映画はいろいろな場で見ていたのでこの場面も見ていましたが、単なるへんなおじさんとしか思っておらず、当然名前も覚えませんでした。新たに出会った先生がこんな旧知の人物だったとは!
 先生はマルチな活躍をなさった方ですが、私にとってはまず宗教学の先生です。先生の論文に見られる宗教への考え方は、私はとても共感します。
 そして学生時代からしばらく、先生が「道会」という宗教団体にかかわっていたことを知りました。道会の創始者・松村介石先生の考え方にも私はとても共感します。大川先生の考え方には、道会の考え方がずいぶん影響しているように思います。
 私はクリスチャンですけど、聖書をすべて正しい無謬の聖典だとはこれっぽっちも思っていません。聖書には誤りもウソもあるけど、そういう部分を切り捨てずに継承してきた歴史のすごさに畏敬の念を抱いているのです。そして、聖書に書かれていることは、他宗教で説かれていることと究極的には同じことだと思いますし、日本独特の宗教への接し方である「神仏習合」こそは、9.11以降キリスト教とイスラム教が対立を強めている中にあって、世界に提案するに足る知恵だと思っています。こういう考えをする私だからこそ、道会の考え方、そして大川先生の考え方にひかれるんです。